こんばんはー、七草粥です。

去る17日に第1回デジタルライブペイントイベント色彩の庭が開催されてから早１週間が経ちました。

初回とは思えないほど多くのお客様にご来場いただき、こちらはほっと胸を撫で下ろしました。

前々回の記事で初回イベント模様をお送りしましたが、今回はイベントで描いたイラストが出来ていく様子をダイジェスト形式でお送りします。

では早速参りましょう！

線画が完了して下地の色を入れ終えた状態です。ここからイベントがスタートしました。

全てのパーツに1~2段階、影を入れ終えた状態です。左上から光が来ているのを意識して、アニメ塗りのタッチで影を入れています。

イベント開始からここまでで1時間ほどでしょうか。

先ほどの段階から乗算、発光レイヤー(SAI使用です。)、エアブラシツールを使用して、影と光を入れます。

これでキャラクターの着色が一段落つきました。

イベント開始からここまでで1時間45分ほどです。この辺りで一度10分間の休憩を取らせていただきました。

背景を塗りました。イベントでは実質3時間しか塗る時間を取れないので、背景の大部分は白でブッ飛ばす強引な手法をとりました。

それだけの光が当たってるという説得力を画面に持たすために、奥を明るく、手前を濃く、飽くまでキャラクターイラストなので背景は簡単に済ませました。

次は、俊足で走っていることを強調するためにエフェクトを描きます。ぼけ足の強いブラシを使います。

時間に余裕があれば気に入るまで描いてたいところですが、20分くらいで済ませちゃいます。

ここまでで2時間20分くらいです。この辺りで軽く質疑応答のお時間を15分ほど取らせていただきました。

SAIの工程はここまでで終了です。以降はphotoshopでの加工、仕上げに移ります。

キャラクターとエフェクトの要所要所に選択範囲を取り、photoshopのぼかしフィルターから移動ぼかしを選択、画面手前は強く、奥は弱くぼかしをかけます。

マンガの集中線のような画像を別ファイルに作り、キャラクターと背景のレイヤーの上に集中線レイヤーを持っていきます。

次に集中線をこのイラストの消失点に当たる部分から始まるように変形させます。

元の色にもよりますが、リニアライトレイヤーで乗せると画像のように主張しすぎない程度に上手く乗ってくれると思います。

このあと顔部分にかかった集中線を消したり、オーバーレイレイヤーなどを上に乗せ薄く色調補正などを行いますが、以上で全行程終了です。

ここまででイベント開始からおよそ3時間。イベント時間は3時間30分を予定していたので少し余ってしまいましたが、この後ゆっくりとまとめの時間を取れましたので良かったです。

簡単でしたが以上でイベントダイジェストは終わりです。何度も書きますが、2回目のイベントは8日後の7/2(日)です！もうすぐです！！

それでは今日はこの辺で。次回更新予定日は3日後の6/27(火)です。

次回は2回目のイベント直前ということでまたもやイベント関連の記事となる予定です。

またお会いしましょう！