こんばんは、七草粥ですー。

もう梅雨シーズンの到来ですね。 もちろんイベントは雨天決行です！屋内ですからね。

さて今日は久しぶりにイラストについてのちょっとためになる話をしましょう。

人物のイラストを描く上で必ず直面するパーツ「手」についてです！！

難しいですよね。手とか足とかって。特に女性キャラクターを描くときはやっぱり、手や指先にも「女性らしさ」を出したいものですが、僕もそうなんですが男性の皆さんの場合、一番身近な参考物である「自分の手」を見ながら描くとどうしてもゴツゴツしてしまいますよね。

僕も常々どうしたら女の子らしい美しい手が描けるのだろうと考えて描くのですが、結局は「あ、この人の描く手好きだなぁ」という絵師さんの絵や好きなアニメを見ながらとかして描きまくるしかないんじゃないかと思いまして、今回いっぱい描いてみました。

いっぱい描けば上手くなるのはもちろんなんですが、「手」を描くのにもやっぱりちょっとしたコツがありまして、それを意識しながら描くことで上手くなる近道になる気がします。

今回はそのちょっとしたコツを踏まえて、「女の子らしい手」の表現を考えてみます！

ちょっと長くなりそうなんで2回に分けたいと思います。今回は「女の子らしい手」の表現の一歩手前、「手」に見せるための考え方のコツを紹介するところまで行きましょう。

いっぱい描きました 。極力女の子っぽさを意識しつつ。

僕の場合スポーツする女の子をよく描きますので割とその手もゴツゴツ気味に描いちゃったりするんですよね。なので今回は女性っぽさをより上手く表現するための勉強と思い描きました。

それではこの中から6つピックアップして「手」を描く上でのポイントをご紹介します。

まずは女性らしさ以前に「手」に見せる「考え方」のコツです。

赤線と青線の部分がありますよね。

赤線部分は手首の関節からそれぞれの指の根元まで伸びる骨の部分です。赤丸の部分は指の根元の関節で指は実はここから曲がります（これ大事）。

青線の枠はその関節の位置関係を示す線です。左上の手を見てもらえるとお分かりいただけると思いますが、関節の高さの位置関係は中指→人差し指→薬指→小指の順です。

さらに右上や左下の手の青枠を見ていただくと関節が中指を頂点にしたアーチ状になっていることが分かります。

ここまでが「手」に見せるための大事なポイントです。

まとめますね。

・指の根元の関節は手の平の内部にある。

・その関節の高さの位置関係は中指→人差し指→薬指→小指の順。

・関節は中指を頂点にしたアーチ状になっている。

今回ご紹介したのは「手」を描く上でのポイントのほんの一部分ですが、ただ描きまくるだけでなく上記3つのポイントを意識するだけで上達速度がグンと早くなるのではないでしょうか。

それでは今日はこの辺で。次回から「女の子らしさ」の表現に迫って行きましょう。

更新予定日は3日後の6/10(土)です。

またお会いしましょう！