どうもこんばんは、七草粥です。
ちょっと多忙につきまして2日更新ストップしてしまいました。
開設してから一応毎日更新できてたんですがこれからはちょっと不定期になりそう。
どうしていこうかまた考えます。
さて、前回の記事ではキャラクターの"目"にスポットを当ててちょっとしたメイキングをしました。
pixivにもアップしましたところありがたいことにそれなりに需要があったっぽいので、今回は工程毎にちょっと掘り下げた解説をしてみようと思います!
じっくり解説したいので多分長くなります。
なので2回に分けてお送りしますね。
前回使用したのがこちら。
目はキャラクターの命って言うぐらいあって、キャラを描くのにほんとに重要で奥が深いです目ってやつは。
メイキングを作るにあたって色んな目の表現を観察しましたが人によってその描き方は千差万別・・・。
ですがどんな描き方でも"活きた目"にするために押さえなければならない共通する2つのポイント(部位)があります。
1.ハイライト
2.瞳孔
の2つです。
ハイライトは言うまでもないですね。白い〇の部位です。瞳孔は黒い〇の部位です。
この2つのどちらか、または両方でキャラクターが”見てる方向”をハッキリさせることで"活きた目"のキャラクターが描けるんじゃないかと思います。
では以上を踏まえて上のメイキングを順を追って解説していきますね。
まずは1-4工程。
2でいきなりハイライト入れてますね。僕はいつもこうします。
後で形や場所、個数を変えることもあるんですが、とりあえず先に描いておくことで「目」を塗っている気になれます。
対角線上に置くといいって書いてるのはなんか納まりや見栄えが良いような気がするからです。
描き手やキャラの性格とかによって大きさも違ってくるんですが、僕は瞳孔かハイライトかで言うとハイライトで"活きた目"を表現する傾向にあるので割と大きめに書きます。
3では1段階目の瞳孔、4では虹彩を描いています。
出てきましたね、瞳孔。
1段階目の瞳孔って言い方で伝わるかどうかなんですが、影を入れるときにベース色の上から普通にグラデーションで表現する人がいるのに対し、僕の場合影を入れる時にその色でなんとなく瞳孔の形を作ります。
そうすると目がぱっちりするような気がします。
違いで言うとこんな感じ。
右の方が生きてる感じしませんか?
表現方法なんて山ほどあるんですけど僕は描くときはこれがお気に入りです。
4の虹彩は形に気を使うと目っぽく描けます。
僕はちょっと苦手な部位でいつもどう描こうか困っちゃいますねー。ここきれいに描ける人うらやましい・・・。
さーて、ここまでの工程で目を表現するための"ベース"が整いましたね。
以降の工程ではこのベースにさらに情報を増やして"活きててきれいな目"を目指していきます。
5-8工程。
5でハッキリとした瞳孔を描きました。これで一気に"目"っぽくなりましたね!
大体黒か黒に限りなく近いベースと同系色で描きます。
6で発光レイヤーを作って下部の虹彩をさらに明るくします。スクリーンレイヤーとかでも全然良いと思います。
瞳孔に半分かぶる感じで描いてるのは、7で上部をさらに暗くするので瞳孔を埋もれさせないようにするためです。
7で上部を暗くしたのは画像にも書いてある通り上と下の明暗差を大きくすることで眼球の球体っぽさを出すためです。
あと8以降の工程で上の方で遊びやすくもできます。
ここまで大体鉛筆ツールを使ってましたが、ここではエアブラシツールと水彩筆ツールでグラデーションかけます。
それで8ですね。
こっからが遊びです。この辺からちょー楽しくなってきます。
紫で上部に照り返しを入れます。青とかでも良いと思います。
球体っぽさを強くすると同時にここまで緑、黄色の近似色のみで来てたところに全く別の色を出現させることで"面白く"します。
7で上部を暗くしておくことで紫がより強調できていい感じですよね。
さて、ここまでの工程でもうほぼ完成といったところなんですがここからもっと遊びます。
最後にこれまでのレイヤー構造を貼っておきますね。前回の記事では工程毎にレイヤーを追加と書いていましたがハイライトのみ線画より上に作っています。
次の記事をお楽しみに!
それでは~っ
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